静岡県三島市にある「不二家」が閉店にあたり告知された「ペコちゃんからのメッセージ」が話題に上がっていました。
私もまだ幼稚園にも満たない年から、家族とともに「不二家」に行っていた記憶が懐かしく思い出されました。
思えばまだまだ日本では復興の真っただ中にあった昭和30年にはもう「不二家」があって、ペコちゃんの所に連れて行ってもらうのがとっても嬉しくて、ペコちゃんの頭に手が届かないものですから、顔をなでていたのですよね。とても懐かしい思い出です。
私が良く連れて行ってもらっていた「不二家」は心斎橋にあるお店でした。つい3~4年前にまだここにある!と思いながら前を通り過ぎました。店の構えは当時とは違いましたが、まだそこにありました。
三島ステーション店にかかれていたメッセージです。
「37年間、毎日毎日みんなの頑張る姿をここで見守ってきたけど、お別れの時がやってきちゃった。
ペコが来たとき、子供だったみんなも、もう立派な大人になって、ペコの身長を追い抜いていったもんね。
本当はもっとみんなと一緒にいたかったけど・・・
ずっ~と一緒にいてくれた店長もだいぶ歳をとったしね(笑)
私たち「頑張ったよね!ゆっくり休もー」って言っちゃった
ペコはおうちに帰ります。でも、ペコがここ三島駅にいた事みんなわすれないでほしいな
本当に本当に長い間ありがとね!
暑い日も寒い日も雨の日も頑張るみんなを応援しているよ!
みんな元気でね~本当にありがと!
またね!! ペコより」
私もこのメッセージに心が温まる思いがしました。
現在の世の中では、頑張ろうと思っても頑張れない状況におかれている方、コロナにかかり、それでなくても苦しいのに、輪をかけて誹謗中傷を受けておられる方々を思うにつけ、現代の日本の良さが無くなっていくのだろうか?と、心がどんよりしていく中で、ホッとしたのと同時に、捨てたものじゃない!やっぱり日本はいいなぁ~と思ったニュースでした。
久保田 泰子