もしかして発達障害???

様ざまな分野における【発達障害】の定義

・法律での定義

平成16年に制定された『発達障碍者支援法』で政令に定められました。

「脳機能の障害であって、その症状が通常低年齢に発現するもののうち、言語の障害、協調運動の障害その他厚生労働省令で定める障害とする」としています。

 

・医療での定義

基本的に医学では「遺伝的、周産期、その他の環境の影響などによって、脳障害を受けた精神遅滞や脳性麻痺等の心身障害」と規定されたといいます。

医療からの立場からは、発達に何らかの障害もたらす病気は、すべて発達障害と考えられます。

 

・教育での定義

平成11年に文部科学省が「学習障害及びこれに類似する学習上の困難を有する児童生徒の指導方法に関する調査協力者会議」の報告の中に使われており、子供への指導について対応するうえで考えてきた言葉です。

 

当時は高機能自閉症とアスペルガー障害と言っていたようですが、発達障害と言われるようになり、現れる症状が多岐にわたり理解されるようになりました。

 

このところ、大人たちの間でも、コミュニケーションが取れない。かたづけができない。同じ場所にずっと座っていられない。という方々も自分がその面に対しての障害があると気づき。心が楽になったという人たちの話を多く耳にするようになりました。

 

つい最近、お話していている最中、途中で必ず数回席を外される方にお目にかかりました。

どうしてだろう?と疑問に思っていたのですが、たまたま目にはいった「発達障害」を読むことにより

ひょっとして?とそのことについての理解ができ、私自身も穏やかな気持ちになりました。