恥ずかしながら今日までこの方の名前を知りませんでした。
たまたま目にしたニュースで心惹かれ、ネットで検索し名言を読みつつ、彼の演説も聞いてみました。
「世界でいちばん貧しい大統領」と言われている、日本から遠く離れたウルグアイという国の前大統領です。
人間は幸せになるために、この地球に呼ばれてきたのです。生まれてきたのです。
幸せになるために、重荷をせおっていませんか?重荷を背負っていてはいけません。
昔の日本人の良さであった「足るを知る」という文化がうすれてきて、欲望を満たすのだけれど、満たしてしまえばまた次の欲を満たす。
要するに、欲望を満たすために働き、その支払いに追われて働く。という悪循環の生活をしているのですね。
絶望的に働くのではなく、自分の幸せの為に働くようにならなければいけません。
結局、物は幸せにはしてくれないのです。幸せにしてくれるものは生き物です。命あるものです。
貧乏な人とは、少ししかものを持っていない人ではなく、無限の欲があり、いくらあっても満足しない人のこと。と言われていました。
なんと自分は貧乏な人であろう!!と、ハッと気づきました。
人生で一番大切なことは成功することではない!
人生で一番大切なことは歩むこと!
転んでも再び立ち上がること!
一から歩み始める事!
少し行き詰まっている私には、背中を押されたように感じました。
そして、「素晴らしい人生とは、生きる理由を持っていること」と・・・
今一度、無知な自分を見つめ、人間の幸せとは何か?私にとって生きる理由は何か?
を自身の反省をも込め、真剣に考えなくては。と思いました。
世の中には、素晴らしい人がおられますね。
久保田 泰子