ユネスコ無形文化遺産に

ユネスコ無形文化遺産に「伝統建築工匠の技 木造建造物を受け継ぐための伝統技術」が登録決定されました。

 

寒くなってきたのも影響しているのでしょうか?

毎日毎日コロナの患者数が更新されている状況が続いています。

 

久しぶりに、良かったなぁ~と思えるニュースが入ってまいりました。

 

日本古来の萱葺きの屋根の建物は稀少になってきましたが、少なくなったとはいえ、まだまだ残っているように思います。

 

日本家屋は日本の気候に合った建物で、夏は涼しく冬は暖かい!

昔の人々の知恵にはいつも感心、感動することばかりです。

残念ながら私はマンション住まいですので、日本家屋を見ると懐かしくもあり、ホッと落ち着く気持ちになります。

 

今回のユネスコの無形文化遺産の登録では、東大寺大仏殿の「昭和の大修理」姫路城の「平成の大修理」などが評価されたようです。

 

伝統工芸を継いでくださる方が少なくなってきている話を聞きますと、寂しい思いがいたしますが、近年は興味を持つ若者も少しずつですが、増えつつあると耳にいたしました。

ありがたいですね。

 

先人からは「ものを大事にしろ」「頭を使え」そして常に「どうやって作ったと思う?」

「見て覚えろというだけでなく、知識や技術を教えることも大事。ええ親方は説明できなあかん」と言われてきたそうです。

 

ぬくもりを感じます。

その言葉は、どの会社にもどの業種にも言える事だと思います。

 

「ものづくりは人づくり、人づくりは国づくり」

 

つくづく先人たちの言葉には感動いたします。

 

今年も終わりに近づいてまいりました。

コロナに始まり、コロナで終わる年になりましたね。

今年のコラムは今回で最終とさせていただきます。

 

つたない文章でコラムなどとおこがましいと存じておりましたが、お忙しくお仕事をされておられる皆様の、ほっと一息ついていただく際の和になれば幸いです。

 

弊社は12月28日~1月4日迄、年末年始のお休みとさせていただきます。

どうぞ皆様、よいお年をお迎えくださいませ。

 

そして、来年もお引き立て頂きますよう、伏してお願い申し上げます。

ありがとうございました。

 

久保田 泰子