今年に入って、いや昨年から続いて痛ましいニュースが耳に刺さってまいります。
今回は「オミクロン」というコロナウィルスが異常な速さで蔓延しておりますが、ここ数年のコロナウィルスにより、人々の気持ちが疲弊してきている証拠なのでしょうか?
大阪では、クリニックの火災で院長先生他スタッフ、患者様を含め痛ましすぎる事件がございました。
犯人も亡くなられたそうですが、調べるほど孤独という文字が紙面上に浮き上がってきています。
東京では、車内での放火事件、また受験会場での殺傷事件といずれも孤独という文字が浮かびます。
人との接触を最大限縮小し、人と会わない、食事は4人までという制限の中、ストレスを発散させる場所もなく、今までにない生活を強いられている環境がそのように異常を発生させているのでしょうか?
犯人の心情を考えてみると、きっと苦しかったのでしょうね。
しかし、大勢の人々を巻き添えにするのは言語道断です。
人生って楽しい事も、悲しい事も、つらい事も含め、経験することによってその人の味があり、個性が向上されるのではないでしょうか?
どんなにつらい事があったとしても、他人の人生を閉ざす権利など誰一人としてありません。
もちろん、どのような理由があるにせよ犯人を許すことはできませんが、今のこの世の中、このような風潮を作っている政治家の方々に、もう少し賢い対応の仕方がないものなのかと憤りを感じます。
人間は不思議なもので、楽しい事はけっこう忘れるのですが、つらい事や悲しい事は記憶に残りやすい気がするのです。
報道も悲しい報道を多くするよりも、楽しい事や、こんな素晴らしい事がありました!という報道を増やしてもらい、気分だけでも楽しくなるような風が吹いてほしいと思います。
さんまさんではないですが、生きているだけで丸儲け!!なんですからね(笑)
久保田 泰子