冬季オリンピックが始まりました。
とても煌びやかな開会式でしたね。
専門家の方々からは、政治的に使われているというようなお話も出ているようですが、私のような小市民にとっては、選手の皆様が、今までの努力を発揮され、気持ちよくプレーができれば!と応援するばかりです。
「孔子曰く、君子に九つのおもいあり。
視るには明を思い、聴くには聡を思い、色は温を思い、かたちは恭を思い、言は忠を思い、事は敬を思い、疑は問うを思い、いかりは難きを思い、得るを見ては義を思う」
と書かれています。
思いとは思慮分別の事です。
その項目は九つあるのですが、その項目の一つに「利益を獲得するときには、それが義にかなった手段・方法で得ようとしているものかどうかを考えて、取るべきは取り、取ってはいけないものは取らない」というのがあります。
ウクライナの情勢も目を離せない状況のようですし、台湾の問題、そしてこのオリンピックで話題になっている新疆ウイグルの件等々。
気になることが満載です。
今回の冬季オリンピックは中国で開催されているのですから、孔子の教えに心を傾け、政治的に利用することなく、慎重に誠実で軽率にならないよう、世界の平和を考えて頂くようにと祈るばかりです。
選手の皆様が、思う存分力を発揮され、無事にご帰還されますように、世間の風情が明るい話題に包まれることを、心より願っている今日この頃です。
久保田 泰子