コロナウィルスのまん延が収まりそうにありません。
当初と違い、なんとなく慣れてしまってきている感じがします。
それとも、一人一人の行動が、自然と手洗・うがい・消毒と対策の仕方が身について、気にならなくなったからでしょうか?
調べてみますと、9月17日現在での日本の死者数は1503人で、世界全体では942,989人となっていました。
日本人の慣習がよいのでしょうか、日本での死者数は劇的に少ないことがわかりました。
思いもよらずコロナウィルスにより亡くなられた方々には申し訳ありませんが、少ないということに対しては有難く思います。
一方8月末までの日本で、自殺により亡くなられた方が13,109人もおられました。
順風満帆に見えていた、芸能人の方々の名前もニュースではこのところ目につきます。
素敵な方とドラマなどを楽しみにしていた私には、とてもショックでした。
どうして??折角の命を勿体ない!!と。
しかし、人にはわからない悩みがあるのですね。コロナで職を失い金銭的に困られて。という方もおられるのでしょう。
悩みだけではなく食べるお金も無くなって絶望感から死にたい!と生きていけない状況に陥ってしまった方々も。
人間長く生きていますと、壁にぶち当たって死にたい!と思うことや、人に裏切られて死にたい!と思った経験が誰しも一度はあるように思います。
でも、誰かに話して聞いてもらえることによって救われたり、何とか我慢して時が経つのをじっと待っていると、その気持ちが薄れてきたりして、思いとどまることができると思います。
そんな辛いとき、必ず手を差し伸べてくださる方がおられます。公共機関にも頼れる場所が用意されています。それこそ日本人として生まれてきてよかったと、心から感じるときだろうと思います。
殆どの悩みは時が解決してくれるものです。
自分から命を絶つには、相当な勇気がいると思います。
その勇気を生きることに使ってほしいと心から願います。
かかりたくもないコロナウィルスにかかって、仕方なく命をなくしてしまわれる方々に失礼です。生きる命を粗末にしてはもったいない!
いつか生きていて良かった!!と思うことが、必ず来るはずです。
久保田 泰子